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SEALDs解散後に彼らの行動を無駄にしないためには?

フジテレビのネット専門放送「ホウドウキョク」内の明日のコンパスという番組に呼ばれて、さっき電話インタビューで15分出演しました。テーマは、SEALDs(自由な民主主義のための学生による緊急アクション)の解散について。

 

って生放送終わってから知らされても!って感じですけど、昨日の夜メールが来て打ち合わせして今日さっき出演して・・・という急なスケジュールだったので、ネットでアーカイヴが全部見れるタイプらしいし終わってから告知しようと思いまして。

 

こちらのページ↓で

きょうのPick Up1 「SEALs」が解散

全部見れます。僕の出演(声と写真だけですけど)はこの分割動画の24分30秒から15分程度です。

 

以下、打ち合わせ段階で、「4つの論点」について聞かれて送った文章があるので、多少読みやすくしてブログにします。特に最後のリオ五輪柔道の話とかは大事なんだけど時間的に触れられずに終わったので、こちらはこちらとしてお読みいただければと思います。

 

なんか妙に緊張したけど楽しかったです。お呼びいただいた速水健朗さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました!!

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『はい論破!黙れ愚民ども!』・・・で終わっていいのか?

英国のEU離脱に関する今朝書いたブログに引用した谷本真由美さんの記事について、色々と事実誤認が含まれているという批判が起きているらしい・・・と教えてくれた人がいて、色々読むと代表的なソース(少なくとも日本のネット界隈での)はこれまたイギリス在住のこのブログの方らしい。

 

クローデン葉子さんのブログ 「Brexit というパンドラの箱」

 

これをさっき読んで、今朝ちょっと深く確認せずに引用したのは謝罪したい気持ちでいるんですが、しかし問題はそこじゃないんじゃないか?という強い疑念もあるので、そのことについて話します。

 

題して、「はい論破!黙れ愚民ども!」で終わりでいいのか?という話。

 

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英国EU離脱の混乱には希望がある。

英国のEU離脱を決めた国民投票の結果で世界中の市場が大混乱となり、「市場寄り」の立場の人からはほぼ例外なく「愚民どもが!」的な苦々しい反応が溢れていました。

 

しかし私個人の正直な感覚では、こりゃ結構「希望」を感じる(イギリスにとっては勿論世界の他の国の人間にとっても)出来事でもあるなと感じているので、それについて書きます。

 

私個人は投票前日まで、「まあ残留するだろうな。でもここで残留すると、イギリスは過去数百年のように特殊な世界的影響力を持った国ではなくなって、”普通の国”になるしかなくなるだろうし、長期的に見てそれが彼らにとって良いことかどうかはわからないな」と思っていました。

 

なので、離脱決定のニュースには驚くと同時に、「お、イギリス国民結構やるじゃん、男前だねえー」という感じがしました。

 

言っておくけど私はアメリカのトランプ旋風は嫌いだし、欧州大陸の国々でくすぶってるちょっとネオナチっぽいいわゆる「右派ポピュリズム」みたいなのも嫌いです。が、今回のブレグジットはそれらとは随分違う印象を感じるんですよね。

 

端的に要約すると、

 

「アンチ市場主義」はそれ自体が単なる極論として「異議申し立て」されると「一理どころか百理ぐらいあるかもしれないが受け入れるわけにはいかない事情も人類にはある」が、今後イギリス政府という老獪さの塊みたいなプレイヤーがEUと交渉を進めていくことで、「実利と理想」を漸進的に導入していく力になるのではないか?

 

というようなことです。もっと端的にいうと、

 

異議申し立て人がテロリストならマトモな交渉は全然できないが、相手がイギリス政府なら交渉できる。それによって、極論同士の罵り合いを超える漸進的な合意形成が可能になるかもしれない。

 

ということです。

 

目次はこうです。

1●本当にイギリスにとってめっちゃ悪手かどうかはわからないぞ?

2●ブレグジットがもたらす人類へのポジティブな希望

3●まとめ

 

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オバマ演説から、「本当の相互理解」が始まる。

オバマ氏が現職米大統領として初めて広島を訪問したシーンをNHKの中継の録画で今見終わって、あんまりこういう言葉は好きじゃないが、「歴史的瞬間」という使い古された言葉を凄く感じました。

 

演説の前半部分、ちょっと文明論的に大きな話をしている時に、まあアメリカ人の演説としては標準的な「良い話のフォーマット」なんだけど、ベタな日本人的感性からすると「遠い」ように感じられてしまうんじゃないかと勝手に心配していました。もっとアレコレをぶった切ってとにかく泣き崩れるような演説でなければ、「私たちの心に寄り添ってない」って話になっちゃうんじゃないかと。

 

しかし、全てが終わってから、「私たちの心に寄り添ってくれた」と感激の言葉を次々に口にされる被爆者の方々を見ていて、私の感想は被爆者の方々を見くびっていた、過小評価していた気がして恥ずかしくなりました。そういう彼我の立場の違いから来るすれ違いのことなど当然理解して越えようとするところに、彼らの長い人生の結果としての今は到達しているんだという気がした。

 

演説の後、被爆者代表の方と握手をして語り合ったり抱き合ってるシーンは、理屈を超えて涙を誘われた人も多かったように思います。私も泣いたよ!

 

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「右でも左でもない政治」は本当に可能なのか?

福島香織さんという中国問題に関するジャーナリストの方に、「SEALDsと東アジア若者デモってなんだ!」という本を献本頂いたんですが、それを読みながらタイトルのようなことを考えました。

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アメリカに長嶋茂雄的リーダーが生まれる日?

今年も世界最大(級)のスポーツイベント、スーパーボウル(米国のアメリカンフットボールプロリーグNFLの年間決勝戦)の時季がやって来ました。

 

この記事は、普段アメフトなんて全然興味ない人も、年にこの時季だけ「ニワカ」ファンになって一試合だけ見てみると、「アメリカの今」「時代の流れ」が凄くわかる体験になるよ・・・というオススメ記事です。去年からやってます。

 

特に、世界がどんどん複雑化していく中で昔ながらの「伝統的アメリカンヒーロー」が難しくなってきた時代に、ひょっとして「長嶋茂雄的リーダー」がアメリカで必要とされつつある流れってあるんじゃないか・・・というのが今年の記事のテーマです。

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バブル女性は日本の新しいお見合い仲介者になれるか?

「お見合いオバサン」とかいう定型的表現がありますが、そう言うと「誰がオバサンだって?」的な問題を引き起こしそうなので、「お見合い仲介者」とか政治的に正しそうな言葉を使ってみました。

 

ひょっとすると今後そういう「新しい形の”おせっかいお姉さん”」たちが、古い時代に担っていた縁結び機能を文脈として蘇らせて行く流れってあるんじゃないか、あったらいいな・・・と最近思うことが色々とあったので、それについて書きます。

 

これは、最近話題になっている本、

amzn.to

の書評&紹介文でもあります。

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